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季節性インフルエンザの対策

2017年11月4日

インフルエンザは、インフルエンザウィルスによって引き起こされる呼吸器系の感染症です。主にヒトの鼻咽頭、のど、気道などの呼吸器に感染します。
症状と経過
典型的な発症例では、感染後1~4日間の潜伏期間後、突然高熱3~4日、全身症状(倦怠感・関節痛・筋肉痛・頭痛)を伴い、呼吸器症状(咽頭痛・鼻汁・咳)があり、約1週間の経過で軽快します。合併症として、肺炎、中耳炎、熱性けいれん、脳症を併発する可能性があります。
予防と感染対策
基本はワクチンの接種です。接種してもインフルエンザの感染を防ぐことはできませんが、感染後の発症率と発症後の重症化率を下げることが期待できます。感染したからといって、全員が高熱や急性呼吸器症状をきたすといった典型的な症状が現れるわけではありません。軽い風邪のような症状だけの場合も少なくありませんし、なかには全く症状のない人もいます。予防のためには、周囲に大量のウィルスを排泄している 「発病者」隔離する事は
 H29.11①
もちろんですが、感染していても、本人も周囲も全く気づかずにウィルスを排泄している人が沢山いることに注意が必要です。
自分の周囲で流行している期間中は、皆が感染対策(飛沫感染対策・接触感染対策)を行なうべきです。
飛沫感染対策と接触感染対策
①発症している人のくしゃみや咳によって発せられる飛沫には、大量のウィルスが含まれ、この飛沫を
浴びて吸い込むことにより感染するのが飛沫感染です。
対策として最も効果が期待できるのが咳エチケットです。
・咳やくしゃみを人に向けてしない
・咳が出る時はできるだけマスクする
・手の平で咳を受け止めた場合はすぐに手を洗う
など
接触感染は、ウィルスが付着した手で鼻や口を触ることによって、ウィルスが鼻やのど、気管支等の
呼吸器系の粘膜に付着して感染しますから、最も重要な接触感染対策は手洗いアルコールによる手指消毒となります。
流行期間中は、症状が現れていない感染者も多くいる事を考えて、咳エチケット手指消毒に注意を払っていきましょう。

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